生コンクリートの品質管理

生コンクリートの品質の重要性は新幹線トンネル内壁崩落事故以来大きな社会問題となっていますが、徳島県生コンクリート工業組合では昭和58年からいち早く生コン工場の自主的な品質管理検査を実施しておりました。
平成10年からは全国統一品質管理監査制度に基づいた、産、官、学の 各業界から選出された方で構成された品質管理監査会議により、生コン クリート製造工場の立ち入り検査を実施し、合格した工場に合格証と適マークシールを授与しています。
これらの制度は、日本建築学会・日本土木学会・国土交通省・徳島県でそれぞれ生コン工場の選定で評価されました。

マル適マークは安心の証

コンクリート構造物の性能確保には生コンの品質確保が不可欠です。

〇適マーク

「〇適マーク」(マルテキマーク)は、全国生コンクリート品質管理監査会議が定めた「全国統一品質管理監査基準」に基づき監査を行い、生コンクリートの品質が判定基準を満たし適合していると認められた工場に交付されるマークです。
品質管理監査基準に基づいた調査および実地検査が毎年実施されています。
*〇適マークは、毎年、年度とマークの色が変わります。

詳細は「全国生コンクリート品質管理監査会議」サイトをご覧ください。

生コンクリート工場の選定

徳島県には40余の生コンクリート工場があるが、その選択には、日本建築学会の「コンクリート品質管理指針」及び日本土木学会の「コンクリート標準示方書」に明記された全国統一品質管理監査合格工場からの選定が推奨されている。

抜粋文書
土木学会・日本建築学会
《コンクリート標準示方書》・《コンクリートの品質管理指針》
国土交通省・徳島県
土木工事共通仕様書
抜粋文書概要
全国生コンクリート品質管理監査制度は、レディーミクストコンクリートの品質管理の透明性、公平性を高め、信頼性の高いコンクリートを供給することを目的とするもので、この監査に合格した工場から選定するのが望ましい。

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